てんびんの詩
で「てんびんの詩」という映画の一部を見た記憶を不意に思い出した。
商人の家に生まれた主人公が小学校を卒業と同時に親から風呂敷包みを渡され、
中身の鍋蓋を行商で全て売るまで家の跡を継がせないという、商人の修行の物語
なんやけど、最初は主人公は親の威光やコネを使って売ろうとしたり、次は嘘や
泣き落としで売ろうとするんやけど、どの方法も上手く行かないんやね・・・・
で・・・行商で歩いてる時にとある家に置いてあった汚い鍋蓋を見て、盗んだり壊して
鍋蓋がなくなれば、困った家の人が買ってくれる・・・・
そんな汚い気持ちが彼に芽生えるんやけど、その時に汚い鍋蓋も自分と同じ様に
誰かが売った物だと思うと、急にいとおしくなり、彼は鍋蓋を洗い始める・・・
それを見た家人は最初は不審がるんやけど、心ある商人が扱うものに間違いは
ないと思い、近所の人たちにも声をかけて鍋蓋を買ってくれる・・・・
主人公は「商いは誠実で、人と人との心が通じなければ成立しない」という事を
知る・・・・という物語やったはずです。
あらから約20年・・・今のオイラはあの時感動したフレッシュな気持ちで営業の
仕事をしているんやろうか・・・
ホントにお客さんを大事にして日々の仕事をしているか?
まだまだ足りない所はあるけれどもっと誠実な仕事をしていこう!
改めて思い出させてくれた街並みに感謝ですね^^