1400年前の世界を訪ねてきました(^。^)~その2~
早朝の神社の参拝を終えて向かったのは、明日香村にある
「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」 (^^♪
7世紀末~8世紀初頭に造られた「キトラ古墳」からは石室内から
壁画が発見され、東西南北の壁には四神をはじめ、十二支を擬人化
した絵や天井には天文図が描かれてたんですが、鎌倉時代に盗掘
されたこともあり、保存状態はかなり悪く、このままでは後世に残せない
事から、石材から画を切り取りよりよい環境である、この四神の館で
保存されることとなりました。
年に数回、壁画本物の一部が公開されるんですが、オイラはこれまで
北壁に描かれた玄武
西壁に描かれた白虎
そして天文図は見に行ったのですが、残りの二つはまだ見れてなくて・・・
今回は南壁の朱雀が公開されることから見に来ました~ (^^♪
一回の公開で20人程、10分程度窓越しに見れるだけですが、こんな
機会もそうそうなく1400年前の世界を覗いてきました~ (^O^)/
ちなみに、南壁は棺を入れた後に最後に閉められる石なので、盗掘
された時には壊されることが多く、この朱雀が残ってるのは大変に貴重
なんだそうです (-_-)
当時のかなり高貴な貴族か渡来人の有力者が被葬者かと思われますが
詳細は解明されておらず、どんな方のお墓として造られたのか、
1400年前を思い浮かべながら見学してきました (^。^)
あ! ちなみに壁画の写真は展示施設に飾ってあるものだったり、
ネットから拾った写真なのであしからず (^^ゞ
最後に残った東壁の青龍もいつの日にか見に行きたいですね~ (^。^)
さて、次に向かったのは・・・
歴史の教科書には必ず出てる高松塚古墳へ (^^♪
こちらの古墳も極彩色の壁画が発見されたことで有名なんですが・・・
壁画は国宝に指定されており、以前は古墳内で空調管理されて保存
されていたんですが、古墳内の環境や食物連鎖の変化により、なんと
壁画にカビが生えるという現象が発生してしまい・・・ *1
現在は石室ごと解体され、壁画はカビの除去を行う修復作業が行われて
おり、今回はその修復施設と共に壁画が見れる機会があったので、
もちろんこちらも見学してきました~ (^O^)/
コチラも窓越しに10分程見れただけですが、西壁に描かれた飛鳥美人
を堪能できました~ \(^o^)/ (これもネットで拾った画です^^;)
この画のほかにも人物画や四神、キトラほどは精巧ではない天文図も
見れたのですが、コチラの古墳も盗掘されており、朱雀は破壊されて
残念ながら残ってはいないそうです *2
コチラも被葬者は解っていないそうですが、壁画の内容からすると、
皇室に近い人物だったと推測されるそうですし、残っていた遺骨から
40~50代の大柄な男性だったようです (^。^)
いや~・・・この日の奈良は最高気温37度台とメチャメチャ暑かった
んですが、初めてこの二つの古墳の壁画を見比べる事が出来て
暑さも吹っ飛ぶほど最高の体験でしたね~ (^^♪
また機会があればぜひこちらの壁画は見に行きたいですね~ (^^♪
さてさて、もう少し飛鳥時代の世界を訪ねて行きますよ~ (^O^)/