大人の修学旅行～永観堂～

　大人の修学旅行の最後の目的地は紅葉が綺麗な事と「見返り観音」様

で有名な永観堂へ　

紅葉のシーズンだけあってもう、す～んごい人で大混雑でした　

何はともあれ、キレイな景色の数々をどうぞ！　

そして「見返り観音様」、コチラも写真は撮れないんでＨＰより写真を拝借

この観音様の写真は横からの撮ったものですので、正面から見ると

お顔は斜め後ろを向いておられます　

観音様が正面を向いていないというのも珍しいですね～　

この観音様にもオイラは引込まれてしまい見とれてしまいました・・・　

なんと言いましょうか・・・ホントに慈悲深いお顔をされてます・・・

ちなみに・・・この観音さまの後ろを振り向いてる由来は・・・

阿弥陀様が振り向いたワケは？

このお寺は一般的に永観堂と呼ばれていますが、永観堂は通称で、

正式な寺名は「聖衆来迎山（しょうじゅらいごうさん）無量寿院（むりょうじゅいん）禅林寺（ぜんりんじ）」です。永観堂と呼ばれるようになったのは、

このお寺の第七世住持である永観律師（ようかんりっし）に由来している

のです。〔※寺名は“えいかん”ですが、律師は“ようかん”と読みます。〕

律師は1日に6万遍もの念仏行を行い、“念仏宗永観”と呼ばれた僧で、

東大寺別当（寺務を統括する僧）を務めた高僧です。

1082（永保2）年2月15日の明け方のことです。律師が冷えきったお堂で

日課の念仏を唱えながら、阿弥陀如来の周りを行動（ぎょうどう：仏道の

修行）していると、突然、阿弥陀如来が須弥壇（しゅみだん：仏像などを

安置する一段高くなっている場所）から降りてきて、律師を先導するかの

ように行動を始めたのです。これに驚いた律師が立ち止まると、阿弥陀如来は左に振り返って、律師に対して「永観、遅し」と告げたと言われています。それ以来、阿弥陀如来の首の向きは元に戻らず、今も左に振り返った姿のままなのです。

左を振り返った阿弥陀如来の姿は「思いやり深く周囲を見つめる姿勢」

「愛や情けをかける姿勢」「遅れた者たちを待つ姿勢」といった解釈が

されていますが、実際に「みかえり阿弥陀」を間近で見ると、鼓動が聞こえてきそうで、心に何かを語りかけてくるように感じます。

なのだそうです　

素晴らしい景色と観音様を拝むことができ、永観堂を後にしました